大久保智規・著
アニメンタル!
付録












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1) ライフ・ライン・チャート(本文45頁〜参照)

 この章では、今から紹介するライフ・ライン・チャートを使って、自分のイメージの根本を探ったり振り返る事から自分を見つめ直し、また新たに、自分が意識していない自分の行動パターンや興味の傾向に気が付いてみようという試みをする。
 ライフ・ライン・チャートは、自分の過去に起きた主な出来事、自分の考え方に影響を与えた事、成功したこと、失敗したことを基に、自分のその時の満足度をラインでグラフ上にして表すのである。

(1)主な出来事

その時期に自分の身の回りにあった出来事で主なものを箇条書きで記入。
例:小学校入学、受験合格、結婚をする、引っ越す 等

(2)自分の考え方に影響を与えた事、物

その時期に自分に影響を与えた出来事や人、言葉や本を箇条書きで記入
例:キン肉マン、部活の先生、上司、イチローの記録達成、ビートルズのアルバム 等

(3)成功したこと

その時期にあった成功したことや達成したことを箇条書きで記入
例:部活で県大会優勝、毎日のトイレ掃除を休まず続ける、彼女ができる、ポケモンを全部集める 等

(4)失敗したこと

その時期にあった失敗したことや達成できなかったことを箇条書きで記入
例:遅刻して先生に怒られる、仕事で大きな発注ミスをする、怪我をする、失恋をする オレオレ詐欺に遭う 等

(5)ライフ・ライン

前ページを元に、用紙上部にあるライフ・ラインと記入されている部分に、その時の自分の満足度をラインで引いてみる。あまり深く考え過ぎずに直感的に引いて欲しい。


2) 価値観&価値観まとめ用紙(本文61頁〜参照)

 価値観とは簡単に言うと、「自分が何か行動を起こした時の理由」、もっとわかりやすくすると、「自分がもっとも大切にしていること」ということになる。自分の中で大切にしている価値観を三つ〜五つあげて、その中で順位をつけてみて頂きたい。

 思いつかない方は、次に、日本人が抱いている人生に対する価値観で、主要な価値観ではないかというものをピックアップしてみたので参考にして頂きたい。

【仕   事】
仕事、働くことを重視する。
【  愛  】
恋愛、結婚等、パートナーとの関係や時間を重視する。
【家族が大切】
家族との時間、家族との関係を重視する。
【たくさんのお金】
人よりたくさんのお金が欲しい。贅沢な暮らしがしたい。
【自   由】
固定的な考えに縛られず、自分の意思で自由に生きたい。
【趣   味】
自分の趣味に費やす労力や時間を重視したい。
【余暇の時間】
プライベートな時間が多く欲しい。
【自己成長】
知識を得たり、様々な経験から自分を高めたい。
【信念の達成】
自分が正しいと思っていることを貫きたい。
【公 益 性】
ボランティア活動、政治活動等、社会や国の役に立つ活動がしたい。
【安定的な生活】
平均的な生活をしたい。一つの地域で生活したい。
【大きな変化】
リスクを冒しても変化のある生活がしたい。様々な地域で住んでみたい。
【友   人】
たくさんの友人を持ちたい。友人と深い付き合いがしたい。
【健康である】
健康的な生活を重視する。
【快楽の追求】
将来のことを深く考えるより、その場その場で楽しみたい。
【  家  】
一軒家を持ちたい、マンションを購入したい。
【計画的な人生】
目標を持ち、計画的な人生を過ごしたい。

 あなたの中で、重要な価値観は、どのようなものだっただろうか。
 【家族】が上位なのに、家族を顧みてない状況にいないだろうか。【余暇】や【趣味】が大切なのに、毎日仕事ばかりしていないだろうか。【健康】を重視しているのに、毎日不摂生をしていないだろうか。
 一度振り返って考えて欲しい。
 自分の価値観を顧みない選択肢を歩んでいたりしないだろうか。
 そして覚えておいて頂きたいことがある。価値観に善悪はない。無理もない。
 【自由】で【余暇】や【趣味】を求めながら【たくさんのお金】を求めることだってできる。
 「無理だ」「悪いことだ」と自分で決めつけた瞬間に、それは達成できない不可能な価値観になる。価値観はただの夢想に変わる。

3) 転機戦略シート(本文221頁〜参照)

 転機とは「人生の役割の変化」「他人との関係の変化」「日常生活の変化」「自己概念(自己イメージ)の変化」という四つの変化のうち、一つ以上が変化する出来事を指す、とアメリカのキャリア・カウンセリング研究家・シュロスバーグは定義している。

 転機を乗り越えるには、現在の自分の置かれている状況を振り返ってみることである。
 「転機そのものがどんな転機であるか」、「自分はその転機をどう感じているのか」、「これから自分はどうしたいのか」などを一度じっくりと考えてみるのである。
 そして、次に、自己分析をする。自分の性格、価値観、人生観、能力などを一度振り返って自分を再検討してみるのである。
 転機をプラスの転機にする為にはこの段階は不可欠である。
 さらに、その転機を乗り切るために必要な援助を、他人や団体などから得ることが出来るのかも分析・検討する必要がある。
 この場合の援助とは、心理的、金銭的、時間的など、人によって必要な援助が変わってくる。
 転機を知り、自分を知ることが、転機に立ち向かうための第一歩なのである。

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