『 どんどん 』 入選作品
選考/本田智彦
2011年11月募集分
※特選1〜3にご入選した方へ。
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寒行の太鼓が響く寒二月
佐藤 信則
仏教僧が経文を称え家々を托鉢する姿がみられるのは二月の寒中、そして太鼓を持ち鳴らして家々を回る
どんどんと祭り太鼓の勇ましさ
澤磨育
祭りは太鼓と笛で気分を高める、その太鼓の音も勇ましい、日本の秋祭りはどんどんと太鼓はなくてはならぬもの
背丈だけどんどん伸びてまだ子供
みのり
子供の背の伸びは小学高学年、中学と急にどんどん伸びる、大人と変わらなくなる、しかし心はまだ子供である
抜かれても直ぐ抜き返すちから瘤
端 河 潔
酔うほどにどんどん秘密漏れていく
竹内いそこ
どんどんと 復興太鼓 鳴り渡る
一木半介
目が合っただけでどんどん好きになる
かっぱ堂
プロポーズどんどんせかす終電車
汐海 岬
嫌なことどんどん捨てて忘れよう
森野このみ
勢いに乗り駅伝のごぼう抜き
小西章雄
進化する電化に老いのアレルギー
小西章雄
限定品どんどん先を歩く妻
ダムール
辛酸を嘗めて男の木が茂る
あつじ
原発に世論どんどん背を向ける
風来堂
焦っても焦らなくても陽は周る
牧 新山
円高にどんどん痩せる町工場
岩堀洋子
年月が人を磨くと限らない
森野このみ
復興の 兆しどんどん 東北に
ちびまるこ
秋深しどんどん溜まる皮下脂肪
沢田正司
親の声よく聞く子らのバイキング
松村 しげる
どんどんと大股で来る新時代
一身田杉甚
弱り目に祟り目という厭な風
春爺
代替わり故郷どんどん遠くなる
佐藤彰宏
どんどんと忘れて増えるメモ用紙
和田洋子
上役が帰りどんどん酒追加
米本 卓夫
声援に応え俊足ごぼう抜き
小西章雄
要らぬ物どんどん増やす四畳半
柳村光寛
好きなだけどんどん食おう無農薬
鶴巻 弘
逆転し押せ押せムード初球から
米本 卓夫
どんどんと音ばかりなり遠花火
鶴巻 弘
言い訳をすればするほど狭い道
白子しげる
復興へ三次予算が拍車掛け
小西章雄
カジノではどんどん負けて知らぬ顔
ダムール
父母が逝ってふるさと遠くなる
みのり
三陸に復興の槌音響け
柄 宏一郎
許すこと許せないこと走馬灯
米本 素光
禁煙の場所がどんどん広くなる
高山 登
メールには違う自分が住んでいる
船岡五郎
情熱を爆発させるフラメンコ
小西章雄
ケータイをやっと持ったらもうスマホ
星野 睦悟朗
どんどんと老後設計狂い出す
高橋 太一郎
またかいなアンタの家は隣だよ
本間千代子
妻よりも犬との会話増えてくる
濱山哲也
どんどんと夢膨らますジャンボくじ
鶴巻 弘
若いねと言われ歩幅を広くする
あつじ
どんどんの食べ放題でゲップが出
畦野 睡牛
便利さにどんどん退化させられる
加藤ゆみ子
猛烈に扉をたたく僕の過去
徳島一郎
退職に大きくなった妻の背な
みぢんこ
アイデアが出ると脱線するテーマ
彦翁
前へ前へ進め進めにこぼれ落ち
かきくけ子
ストレスでどんどん増える酒の量
みんせい
みちのくの祭り太鼓が胸を打つ
北朗